Crazy Shrimp

エビ好き大学生による淡水エビ布教ブログ

奄美群島の採集記録 #1 沖縄島採集です!

明けましておめでとうございます、ebina です
もはや新年度が始まろうとしている時期ですが、一応2023年初の記事ですので、ご挨拶をさせていただきました(__)

研究室配属でなかなか採集に行く機会も減ってしまい、ブログも終了したと思われていたかもしれませんが、
不定期ながら、更新は続けていく所存ですので、生き物屋の皆様、今後ともよろしくお願いしますm(__)m

さて、前置きが長くなりましたが、
久しぶりに投稿する記事は、2022年の春先に沖縄・奄美群島で採集していましたので、そちらの採集結果の報告をしていきます(^o^)

今回は、その第1回ということで!
遠征ルートの紹介と沖縄島での採集記録を書いていきます〜

遠征ルート

今回の遠征は、沖縄島→徳之島→奄美大島という順に行ってきました。
各島の移動はマルエーフェリーの鹿児島航路を利用しました~

個人的な感想ですが、フェリーは移動日前日に徹夜をしても、乗っている間に横になって寝られるので、かなり快適でした。
もちろん、シャワー室もついてるので👍
(その結果、写真を1枚も残していませんでした...)

皆様もぜひ、奄美群島に行かれる際には鹿児島航路を利用してみてくださいな。

それでは、沖縄島で採集した生き物を紹介していきます!
まずは、マングローブ周辺での採集記録です(*´▽`*)


ミナミテナガエビ Macrobrachium formosense

マングローブ林内で立派なテナガエビが採れたら、まぁ、期待しちゃいますよね(涙)
内地から南琉球までどこでも見られる普通種ですが、まさかマングローブ林内で出るとは。。。
結局、某スベスベなテナガエビは見られませんでしたorz


イッテンコテナガエビ Palaemon concinnus

沖縄では普通種のはずですが、意外と見ないスジエビ類です。
ただ、いる場所には結構いる、まさに内地のスジエビと似た感じですね。


イソスジエビ P.pacificus

磯で友人氏が採集してくれた個体。
わざわざ沖縄でイソスジっすか…って思うじゃん?
実は南西諸島ではなかなか珍しいようで、思い返せば初めて見た気がします。


ヒロクチカノコ(沖縄型) Neritina cornucopia

初採集のアマオブネ類です!
採集時はツバサカノコとの違いが全くわからなかったのですが、詳しい方にヒロクチとご教授いただきました。


カワアイ? Pirenella pupiformis

何度も見ている干潟の巻貝ですが、毎回あってるのか自信がない...
干潟の巻貝はどれも似てるので、適当な写真しか撮ってないと苦労します(;^ω^)


ウズラタマキビ Littoraria scabra

ヒルギの根についていた腹足類。
タマキビ類も汽水域に生息する種がわずかにいるようです。
次回は、イロタマキビとか探してみたいなぁ。


タケノコカワニナ(ムチカワニナStenomelania rufescens

初採集のトゲカワニナ類です!
絶滅危惧1類に指定されており、沖縄県内では2番目に個体数が減っているトゲカワニナらしい。
もちろん、この個体は丁重にリリースさせていただきました。


アマミカワニナ(殻) S.costellaris

こちらは殻(ツメナガヨコバサミが入ってます)ですが、初採集のトゲカワニナ類です!
ムチと同じく絶滅危惧1類のほか、沖縄県では指定希少野生動植物種に指定されており、生きた個体はおさわり禁止となっています!!
他のカワニナとは一線を画す、ゴツゴツとした感じが素敵。

あとは、ebina の好きな清流での採集の結果です〜


マガタマテナガエビ M.lepdactyloides

今回も良いサイズの個体を採集することができました(撮影後、リリース)
ですが、鉗脚が立派な個体はいつになっても見れない( ;∀;)

っていうか、今まで10匹近く採集してきたけど全部オスってどゆこと??


テンジクカワアナゴ?を食べるテンジクカワアナゴ

夜の川を散策中に遭遇。
まぁ、魚食魚ですし、共食いぐらいしますよね、はい。
最後まで見届けませんでしたが、結局飲み込めたのかが気になるところ。


アカボウズハゼ Sicyopus zosterophorus

割と珍しい印象を持っていましたが、ヤマトヌマエビの観察中にあっさりと採集できたっす。
スケールがありませんが比較的大型の雌個体で、見つけたときは何者か全くわかりませんでした(;^ω^)


ナミエガエル Limnonectes namiyei

初めて観察することができたやんばる固有のカエルです!
この個体は小さいですが、大型化するらしく、サワガニ等を食べるそうです(;゚Д゚)
ちなみに、沖縄県の天然記念物+種の保存法に指定されているため、おさわりは厳禁です!!

最後は、当時話題となっていたこのエビです。


シナヌマエビ Neocaridina davidi

関東では手の付けようがないほど拡散していますが、沖縄県では2021年に初めて記録されました。
沖縄県のアクセスのよい水域では大抵グッピー等の外来種が定着しているため、こいつが放流されるのも時間の問題だとは思っていましたが、やはり残念極まりないです。

というわけで、沖縄島での採集報告は以上となります!
今回は奄美の前座で、2日しか滞在できなかったため、開拓等はできませんでしたが、それでも初めて観察した生き物も多く、結果だけ見ると充実していたように思います。

まぁ、実生活は「宿なし+夜の寒さ」で普段以上にQOLの低い遠征だった記憶しか残っていないのですが、それはまた別の話ですね(*´∀`)
とりあえず、2月の沖縄島は寒いってことだけは、読者様に伝えられれば幸いです。

では、次の回からメインの奄美遠征の採集結果を紹介できると思うので、楽しみにしていてください!

生き物屋の皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

次の回はこちら▶

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