おはようございます、ebina です🦐
皆様、新年度となりましたがいかがお過ごしでしょうか?
ebina は大学院生になって新生活が…
なんて。。内部進学なので変わりない大学生活が続いてます(°▽°)
強いて心境を語るのであれば、新たに川エビに興味を持った人が本ブログを読んでくれたらなぁ、なんて淡く期待してます。
更新こそ滅多にしてませんが、隔日ペースでブログはチェックしてますので、
採集のお誘い、ブログの感想等、いつでもwelcomeです。
遠慮なくコメント機能かこちらの宛先まで送ってくださいな〜
はい。ぼっち生き物屋の切実な宣伝はこれくらいにして。
前回の続きとして、奄美遠征の報告第3弾 夜磯採集の報告をやっていきますよー(^o^)
それでは、とっとと紹介していきます~
キミオコゼ Pterois radiata
初めて観察したミノカサゴ類!
すごく珍しいってほどではありませんが、潮間帯でこんな派手フィッシュが見られるなら夜磯も悪くないと感じました(*´▽`*)
ヤイトサラサエビ Rhynchocinetes conspiciocellus
なんだかんだで初採集の海のエビ🦐
そこかしこで目が光っていたのですが、なかなか採れずに苦戦しました(;^ω^)
サンゴサラサエビ Cinetorhynchus bendersoni
関東ではあまり見ないアカモンサラサ系!
このグループは類似種が多いわりに、写真が少ないため種判別に自信が持てません。
上のサラサエビ属よりも額角がスタイリッシュ(先端部の鋸歯が少ない)で、個人的にはこっちの方が好みです。
フトミゾエビ Penaeus latisulcatus
多分、このときが初採集だったと思われるクルマエビ類です!
南方系のイメージですが、実は関東でも夏~秋には普通に見られます。
ちなみに茹でエビにして食べましたが、川エビよりも断然美味でした(^o^)
アカマツカサ?
磯場でよく見かける赤いお魚。
この手の魚は類似種が多いので、全部同じに見えますね、はい。
アカクセニアウミウシ Phyllodesmium kabiranum
砂地でたくさん見られた花のようなウミウシ。
複雑な名前ですが、「赤いくせにウミウシ」という語呂で覚えてました。
ナメラハゼ Callogobius okinawae
関東ではあまり見ることがないオキナワハゼの仲間。
同属のオキナワハゼと似ているのですが、体色的に本種かなぁ。
イシヨウジ Corythoichthys haematopterus
浅場で普通に見られる海のヨウジウオです。
前回で3種のヨウジが登場しましたが、こっちの方がよっぽど美麗ですね。
どうして淡水種は総じて地味なのが多いのか。。。
スネナガエビ Palaemon debilis
夜磯で汽水性スジエビを採集できるとは,,,( ゚Д゚)
一応、周辺にはイカリナマコ等、海の生き物ばかりだったのですが、僅かに淡水の影響があったのでしょうか?
まぁ、終わってみればスネナガはここでしか見られなかったので、観察できて良かった!
オトヒメエビ Stenopus hispidus
関東でも普通に見られるエビですが、奄美では生息密度が段違い(;^ω^)
水深30cmにこんな派手なエビが5~6匹いるって、まるで水族館のようでした。。
普通種でこんなに美しいとか、海エビのレベル高いなぁ。
ミカドウミウシ Hexabranchus sanguineus
何気に初採集のBIGなウミウシ!
この巨体をくねらせて泳ぐ姿は、かなり衝撃的です。
撮影機材を貸してくれたS.H氏は他大学院に進学されてしまったので、思えばこれが彼との最後の遠征だったのかな。
学部1年の頃よりebinaとの遠征に付き合っていただき、本当にありがとうございました(__)
という感じで、夜磯採集の結果報告はこんな感じでした~
普段は夜磯をやらないので、初めて見る生き物がバシバシとれるのでとても楽しかったです。
余談ですが、ebina がしくじったせいで採集は叶いませんでしたが、
かのフウライテナガエビも見ることができたので、次こそ採集したいものです!
ちなみに春の遠征時は同行者の意向もあり、毎度素潜り採集ができる準備はしていたのですが、
この時期の奄美はあまりにも寒かったので、1度も潜りませんでした(`・ω・´)
皆様も春先に奄美に行かれる際には、ダイブするならちゃんとした宿をとることをお勧めします!!!
次回は、ラストの川採集の報告をする予定ですので、お楽しみに~(@^^)/~~
生き物屋の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いします!!
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