どーも、ebina でーす!
いやはや、前回の更新からしばらく空いてしまいましたが、
前回に引き続き、リゾート島Tでの活動記録を書いていきます(^o^)
さて、前回はこの島での川エビ採集に挑戦し、見事に敗北したという話でしたが、
なんだかんだで悔しくて、この記事を書くに至る間、その反省をしていたのですが・・・
「宿選びを間違えたんじゃね?」
ということに気づきました(^_^;)
ということで、まずはそのエピソードから!
前回から強調していますが、この島はダイビング客が国内外からやってくるようなTHEリゾート。
トップ画像のような白い砂浜と海岸線に沿って並ぶ海の家を見るに、観光以外の産業がほとんどないような感じ。
更には、島に渡るためのフェリー会社からのメールで、
1時間以上前に集合しろとか、真面目な注意事項に混ざって、
「お前が持っている一番かっこいいグラサンをかけてこい」
とかいうジョークをぶっこんでくる徹底っぷり。
(向かっているバスの中で初めて見たとき、冗談なのかわからなくて本気で焦ったからな!)
余談が過ぎましたが、何が言いたいかというと、
物価が高すぎるんですよ、この島。
正しくは食品とかの生活必需品は半島と同じくらいなんですが、安いホテル・レストランが皆無なんですよね。
そして、私がこの島に訪問した当時は、記録的な円安で1ドル160円くらいという悲惨な状況。
毎日の晩飯;ロティジョンとバーガー(500円くらい)
店主は塩対応でしたが、他に安い店がなかったので気にせず通いました。
もう、島、行けねぇな〜なんて言いながら、アゴダを眺めていたら、
なんと!ちょうど行きたい集落に1泊2500円程度の安宿があったんですよ(@_@;)
レビューもかなりの高評価だったこともあり、即ポチって予約(島到着の3日前)!
そして、先のウェイ系なフェリーに乗り込み、(キツすぎる冷房で震えること2時間)、憧れの島に到着!
高級ホテルを予約しただろう外国人旅行客が、送迎のバンで運ばれていくのを脇目に、採集ポイントを見に行きたい欲を抑えつつ、集落の端のほうにある宿へ急ぐ。
そして、到着した宿がコレだった。
え、物置だよね、コレ?
見ての通り(?)、2階が宿泊する場所なのですが、
屋根や扉には隙間だらけで、蚊はもちろん、色んな虫が入ってくる。
右下のピンクの扉が共用トイレ兼シャワーの中にはでかいナメクジがゴロゴロと。
控えめに言って、およそホテルとは呼べない環境だったのですが、当時の私は遠征序盤で宿のアベレージがわかっておらず、
「な、なんかすげーところ来ちまったよ笑」
みたいなノリであっさりOKしちゃったんですよね(他の宿を探せば良かった)。
そして、色々と宿のルールを説明されたのですが、
特にぶっ飛んでいたのが、
オーナー「食料は部屋の中に置かないで、この倉庫にしまってくださーい」
私「え、何でですか?」
オーナー「猿が来て、みんな食べちゃいまーす」
私「・・・はい?」
というやり取り。
今考えたら、本当にわけがわからないよ・・・
猿;冗談抜きで宿の周辺にいっぱいいました...
まぁ、こんな宿でまともに体が休まるはずもなく、沢登り中に疲労でダウンしていた記憶が(ヤシの猛攻の影響もありましたが)。
しかし!裏を返せば、猿がやってくる程度の自然に囲まれた環境だったので、宿の前を歩くだけで生き物が見放題!
ということで、前置きが非常に長くなりましたが、
他の宿泊者に不審がられながら、撮影した生き物を今回は紹介します!
今回は水生生物がメインではなく、わからない生き物だらけなので、基本は写真だけでさら〜っと流しちゃいます!
キノボリトカゲ類?
ヤモリ
でかいヤモリ
サンヨウベニボタル
クモ
ミニマルなカマキリ
直翅類たち
カタツムリ
ナメクジの類
アジアジムグリガエル
道にいたカエル
沢沿いにいたでかいカエル
沢にいたカエル
いやぁ、怖いですね。楽しくなると気づかないうちに川に近づいてしまう現象。考えなしに碌な装備もせずに夜の沢に入ってしまった結果...
夜採集中にアミメニシキヘビ(?)に遭遇…
— ebina (@ebina_1) 2024年6月16日
今朝、インドネシアで人が丸呑みにされたというニュースを見て驚愕…
成体だったら食われてたってこと? pic.twitter.com/TqwvA1FFwT
上手く表示されているかわかりませんが、
ツイッターで投稿した通り、アミメニシキヘビの未成体と遭遇してしまったわけでございまず。
当時はテンション上がって、呑気に動画なんて撮ってますが、記述の通り空腹時の成体だったら丸呑み、好戦的な毒蛇だったら瞬殺されてましたよ、これ。
改めて、運が良かったなぁの一言につきます。
はい。ってことで今回の全く川エビの出てこない
第5回目の世界川エビ紀行は以上となります。
余談ですが、最終日に思い切ってレストランに入ってみたのですが、
イカのフライと野菜炒めとボソボソの米で、2000円でした。
これが最安料理だったので、まぁ貧乏学生はお呼びでないって感じでしたね(T_T)
とりあえず、今回のT島滞在では、
ということを身を持って学べました。
当時は、このあと前回号の川エビを採集した川で夜間採集に行こうなんて考えていたのですが、まぁ、ニシキヘビのお陰で断念。
多分、行っていたら冗談抜きでジャングルで遭難して、死んでいたかもしれないので、あの個体には心から感謝してます。
とても言える立場ではありませんが、命あっての遠征ですから、皆様も無茶はされないように!
それではこのあたりで失礼いたします〜
生き物屋の皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたしますm(__)m
■ 世界川エビ紀行の記事一覧 ■
ebina-1.hatenablog.com
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