こんばんは、ebina です〜
いやぁ、また更新が遅くなってしまいましたね・・・川エビ紀行(^_^;)
近頃は出国やら予定の調整、長期遠征の疲労などで採集にも行けずに、ぐったりしていたのですが、漸くその不調からも立ち直りつつあるので、気合い入れて書いていきます<(`・ω・´)
さて、前回号で漸く長かったマレーシア遠征が終了し、
本日から世界川エビ紀行 タイ編に突入していくわけでございますが、
タイでの活動はマレーシアとはうって変わるので、正直どんな感じで書いていこうかちょっと思案に暮れていました・・・
悩みに悩んだ結果、今回は番外編ということで
タイでの活動の概要を紹介することにしました。
つまるところ、今回は世界川エビ紀行 川エビ出てこない回ですので、採集以外は興味ないよ〜って方はスキップしてくださいな(^^)/
ところで、ebina は、マレーシア滞在ではほぼ予定を立てずに、その場のノリと勢いだけでどうにか活動してきました。
ボルネオの現地民の家で雨宿りした時;良いかは別として、この行き当たりばったりな感じが世界川エビ紀行の醍醐味だと思っていますが・・・
しかし、タイでの生活は「行き当たりばったり感」がありません。
というのも、マレーシアのときとは全く異なり、受け入れ先や予定が決まってたんですよね。
そのため、タイで何をしていたのかを紹介しておかないと、書いている本人もわけがわからない事になってしまうので、
先述の通り、概要を紹介させていただきます(^o^)
タイでの活動内容
さっきから、予定が決まっているだの何だのと言ってましたが、具体的にタイでやっていたことは以下の3つだけです。
ボスとの面会には、プライベートなので紹介はできませんが、
私の指導教員が研究の都合でタイに来ていたため、少しばかり研究の会議に参加させていただいたという感じです。
というより、指導教員の滞在に合わせてタイを訪問したという感じです(遠征とは?)
他2つについては、折角なので大量の写真とともに紹介させてくださいな(^o^)
バンコク観光
はーい、こちらバンコクの代名詞と言っても過言ではない
「ワット・ポー」の涅槃像でございます。
まぁ見ての通り、完全に観光を楽しんだわけです😎
??「はぁ?遠征中に観光っすか?( ゚Д゚)」
とか言われそうですが、「い、いや、当初はワット・ポーなんて行く予定なんてなかったんやで!」とだけ言わせてください。
それはそうと、海外遠征中は観光も楽しみましょう。
というのも、私のバンコク滞在中に「偶然」フィリピン語学留学時に知り合ったベトナム人の兄貴が仕事で来ていて、一緒に観光しようぜ〜っていう経緯がありました!
帽子屋で値切り交渉する兄貴;とりあえず値切る精神は彼から学びました
まぁ、偶然の再会を祝しながら、バンコクをぶらついてました〜
ワット・ポーの一部;これが寺かぁって感じ。
やはり日本の仏教・神道に馴染んでいるので、こういう派手なのは...
チャオプラヤー川の景色
バンコクのそばを流れているかなり汚い大河川です。
こんな川でも普通にテッポウウオが泳いでいるので、東南アジアってすごいなぁって感じ。
ナイトマーケット
凄まじい勢いのスコールに遭遇
そういえば、ebina がタイに行った7月は雨季の始まりでして、川採集するには最悪のタイミングでした。
海外遠征の計画では雨季と乾季の確認は基本中の基本なのですが、そんなことも知らずに(相手方に合わせただけなので)訪問してしまうあたり、私の無計画さが出ていますね(´・ω・`)
チャトゥチャックのウィークエンド・マーケット
これは兄貴と別れた後に1人で行った観光地です。
こんな感じで良い雰囲気のアート系のお土産から雑貨、服、屋台飯まで何でも揃う超巨大なマーケットなんですが、
私が滞在する少し前に生き物コーナーにて大規模な火災があったようでして、2時間ほどぶらついたものの、生き物コーナーらしきエリアは見つけられませんでした(´・ω・`)
観光パートはこんな感じです〜(^o^)
マレーシアではこんな観光は殆どしなかった(だって1人で観光地ってなんか惨めじゃん・・・)ので、有名どころに行けて満足でした。
大学の先生にお世話になる
こちらがタイでの主な活動内容だったのですが、
私の大学のコネを頼りに、タイの有名な国立大学であるカセサート大学の水産学部の先生の元でお世話になってましたm(_ _)m
ところで皆様、カセサート大学ってどのくらい大きいかご存知でしょうか?
私も訪れるまで全く予想していなかったのですが、楽水会の情報によるとなんと136ha、
東京ディズニーランド3個分に匹敵する広さです(@_@;)
聞いた話によると、郊外にはもっとデカいキャンパスがあるらしい...
そのため、大学内には車やらバイクやらが街のように走っています。
ちなみに学生は自身のバイクをはじめ、学内バス、バイクタクシーなどで移動しています。
こちらが水産学部エリアの入口
1週間ほど、毎日ホテルから通わせていただいたのですが、ちょうど私のホテルと正反対の方向にあったため、ホテルから大学の最寄りの門まで10分かかるのに対し、そこから水産学部までは30分以上かかるという始末。
最初の日はバイクタクシーを使ってましたが、円安の影響で金欠だったので、2日目以降は往復1時間30分近くかけて通学してました(^_^;)
大学内のよくわからん建物
あまりにも広い大学なので、大学内にいろいろな施設が入っていました。
写真は載せませんが、公園や池はもちろん、大規模はスタジアム、タイ水産局の施設まで。
また、聞いた話によると大学内にスラム街のような区画があるなど、もう、どこから大学なのかわからないほどでした。
お祭りじゃないよ、毎日出店する屋台だよ。
大学内のあちこちで屋台や食堂があって、日が落ちても活気に満ち溢れているように感じました。
食堂の様子
こちらがメインのキャンティーン。
外にフードコートのような雰囲気で店が並んでおり、店や屋台で買った食べ物をこちらに持ち運んで食べるシステム。
ちなみに、タイの大学は制服があるようで、なんか高校生に囲まれているような感じでした(^_^;)
こちらは、私のお気に入りの大学飯。
ご飯に好きなおかずを3種類選んで注文するスタンス。肉ばっかりや野菜多めなどカスタマイズができて、お値段35THB(約150円)という破格(外だと50THB〜が相場)。
しかも、どれ選んでも美味い(たまに強烈に辛い)ので、クソ暑いキャンティーンで汗を流しながら頬張ってました(^O^;)
こんな感じでバンコクで謎のキャンパスライフも満喫していましたが、あくまでもこれは副産物です!
今回、カセ大の先生のもとでは、研究のアシスタントとしてプライベートな遠征に参加させていただき、その合間に僻地で川エビを採集させていただいてました。
遠征の様子
フィールドワークでは、こんな感じの環境に行ってました。
本当は一気にまとめて紹介してしまいたかったのですが、ちょっと写真枚数(自主規定量)をオーバーしてしまうので、今回はこのあたりでストップさせていただきますm(_ _)m
要するに、今回のタイ訪問では私の行きたい場所にノープランで突撃するということがなく、
基本的にバンコクにずっと滞在し、稀に先生のプライベートな調査にお供するというだけだったということです(^_^;)
バンコクで17泊18日滞在した宿;もはやマイホーム
また、バンコク滞在中もカセサート大学に通っていたり、指導教員にご挨拶に行ったりとで、採集活動は殆どサブワークのような感じだったというのを理解してもらえると助かります(T_T)
とはいえ、限りある採集でも非常に満足いく成果を残せているため、今後の世界川エビ紀行 タイ編に乞うご期待!!
生き物屋の皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたしますm(__)m
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