こんにちは、ebina です!
今回は「世界川エビ紀行」の第1回目ということで、最初に訪問した国であるシンガポールでの生き物観察記録を紹介していきます!
なぜ、シンガポールを最初の国にしたかというと、
ずばり、航空券が安かったからです(率直)。
ebina は台湾に行った際にscootというLCCを使用したことがありまして、そのScootが成田→シンガポールを片道22000円程度とリーズナブルに運行していたため、とりあえず予約してみたという感じです。
結局、成田の早朝便で前泊やら体調不良で日程変更した影響で、4万円近く払っているのですが、まぁ気にしない気にしない〜
まぁ、他にも他国へのアクセスが良い、英語が通じる、交通網が発展している、比較的衛生的などの理由があり、とりあえず海外慣れにはうってつけな国というのも要因でした。
そんなこんなで、特に目的の生き物がいるわけでもなく来てしまったシンガポール。ご存じの方も多いと思いますが、罰金大国として知られています。
有名なものでいうと、ガム禁止とか薬物は死刑とか。
かなり過激な規制がある国です。
そんな中で、ノープランで訪問してしまったので、どこが採集OKでNGなのかが心配で、結局一度も網を使うことはありませんでした。
そのため、自然保護区や植物園で写真を撮影するだけだったので、世界川エビ紀行の初回は、全く川エビが登場しないという結果になってしまいました。
その割には、写真の枚数がやたらと多いので、2回分に分割して紹介していきます。
さてさて、前置きが長くなってしまったので、早速紹介していきます〜
外観のみでの同定は難しいと判断したものは類として表記します。
ベンケイガニ類
アマオブネガイ科
ウミニナ類(フトヘナタリ系?)
Periophthamodon schlosseri
ジャイアントマッドスキッパーとして知られており、意外と有名らしい。名前の通り、日本のトビハゼの2〜3倍くらいのデカさだった。
ミズオオトカゲ(?)
公園内にすごい数が生息しており、もはや撮影しようとすら思わなくなりました。
今回の唯一の目的とも言える生物です。
今後、ワニがいる地域での採集を行うため、奴らがどんな感じで出現するのかを確認するため、この地に訪問してました。
結局、見た瞬間に「あ、これは死ぬ」と感じ、以降マングローブ域での採集は怖くてできていません。
池にいたChanna類
池にいたスリースポットグラミー
Hylarana erithraea(?)
池にいたカエル。広域分布種でおそらく普通種。
ところで、気になったのが、手前の浮草がオオサンショウモっぽく見える点。調べたところ、彼らは南米原産のはずなので、おそらく外来種として定着しているのだろう。
ということで、今回の報告はこの辺りで止めておきます。
(写真枚数が多すぎると重くなってしまうので)
シンガポールの自然保護区や国立公園をぶらついてわかったのが、自然に対する教育がしっかりとしており、今回の保護区内ではガイドと一緒に生き物を観察する小学生と遭遇し、また、植物園内には首相が直々に自然への教育のために設立したエリア(?)があるほどで、自然に対する熱量を感じました。
一方で最後のオオサンショモの例だけでなく、自然保護区や公園内にはグッピーやアカミミガメ、ティラピアが多数確認でき、このような国でも外来種問題は顕在なんだぁなんて少し残念にも感じました(T_T)
さて、次回は完全に陸域の生き物と植物園の一部について紹介していきます。
川エビを紹介できる日はまだまだ先になりそうですが、
生き物屋の皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたしますm(__)m
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