スラマッパギ~、ebina です。
前回と同じく、石垣島の採集記録です(^O^)
今回は第4弾ということで、海辺で観察した生き物を紹介します!
それでは、早速報告に移ってまいります。
ミナミトビハゼ Periophthalmus argentilineatus
マングローブ林の水溜まりのような環境で多いです。
昼はすぐに逃げてしまうのですが、夜だとカメラを近づけても全然動かなかった。
コムラサキオカヤドカリ Coenobita violascens
オカヤドカリ類の中でも、マングローブ周辺を生活圏としています。
紫という名前がついていますが、小さい頃は鮮やかな朱色らしく、某赤いオカヤドカリと勘違いしてました(;^ω^)
イソアワモチ?
磯にいたドロアワモチ類。
宿の人が食べるよ~って言ってたけど、ナメクジだよねコレ。
(実際、食べられるらしいです)
フトミゾエビ? Melicertus latisulcatus
ミナミクルマエビ (?) P. (Melicertus) canaliculatus
おそらくフトミゾだと思われる...
時間がたってから撮影したので、色彩が変わりすぎて自身がないっす orz
追記:フトミゾではなく、クルマエビ or ミナミクルマエビのどちらかである可能性が高い。
ヘリトリオカガニ Discoplax rotunda
洞窟性の希少オカガニ類。
採集してもヘリトリの意味はよくわからなかった(´・ω・`)
ヤモリ類
夜の海岸のいたるところにいたヤモリ類
余談ですが、調べている途中でニホンヤモリが外来種の可能性が高いと知り、驚愕しました(@_@;)
シズクキカイウツボ? Uropterygius marmoratus
磯採集で採れたキカイウツボの仲間。
普通のウツボと違って鰭がないらしく、より間隙生活に適した形態に進化していると考えられます。
ウミヘビ類
海岸の岩壁を見上げたら、1m以上のウミヘビがいてびっくり(;゚Д゚)
噛まれたらアウトなので、早々に撮影して逃げました(;^ω^)
オハグロテッポウエビ Metabetaeus minutus
洞窟性のテッポウエビ類です。
初採集ではありませんが、抱卵個体は初めて見ました。
洞窟性のエビ類は、幽霊みたいな雰囲気が堪らない!
ドウクツヌマエビ Antecaridina lauensis
初採集の洞窟性ヌマエビ類です!!
ヌマエビ類と同じく、すべての胸脚に外肢があるので他の洞窟性エビ類とは見分けられます。
ムカシヌマエビ属というロマンあふれる名前の分類に含まれ、1属1種らしいです。
今遠征は、某洞窟テナガエビ狙いで、1週間のうち5日は洞窟に行ってたので、久しぶりに初採集のヌマエビ類を採集することができました。
まぁ、某チャレンジは完全敗北でしたけど(´・ω・`)
さて、次回は河川中・下流域の生き物を紹介していきます!
お楽しみに~(@^^)/~~
生き物屋の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いしますm(__)m