おら~、ebina です。
報文の執筆が進んでおらず、限界★沖縄遠征の執筆がストップしている状態ですが、21年の秋に石垣島に行っていたので今回からその採集記録を紹介していきます。
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今回の遠征は1週間とかなり短期間でしたが、真面目に採集していた(?)ので写真枚数が多くなってしまったので、5~6回に分けて報告していく予定です。
今回は第1弾ということで、河川中・下流域の生物をピックアップしていきます(^O^)
それでは早速紹介していきます~
ミナミテナガエビ Macrobrachium formosense
ヒラテと違って、石垣島でも普通に見られます。
内地とは違い、下流域で個体数が多い印象ですね。
ツノナガヌマエビ Caridina grandirostris
ミゾレヌマエビの南西諸島Ver.って感じ。
普通種ですが、長い額角は素敵ですね(*^▽^*)
関東ではあまり見ない、体の大部分が白いタイプ。
八重山では、このタイプと地味な色の2パターンが多い気がします。
キープボトルに入れていたら青くなっていた個体。
鋸歯が大きさには個体差があるので、同定はかなり難しいと思います。
この個体も誤同定しているかも。。
コウモリカノコ Neritina tahitensis
前の沖縄島でも採集しましたが、この個体は大きくて殻がしっかりしている美しい個体でした。
まぁ、コウモリっていう和名はしっくりきませんけどね。。
クロベンケイガニ Chiromantes dehaani
マングローブ林の根元に大きいベンケイガニがいたので、夢中になって撮影しましたが、内地でも普通に見られるクロベンでした(´・ω・`)
ヒナハゼ Redigobius bikolanus
死滅回遊シーズンに関東で普通に見られますが、大型個体は初めて見ました。
ヒナハゼっていう名前の割には大きくなるんですね。
タナゴモドキ Hypseleotris cyprinoides
今遠征で見てみたいと思っていたカワアナゴの類(^o^)
今遠征で採れたのは稚魚だけでしたが、大満足です👍
図鑑見て思ってましたが、タナゴっぽくはないよね(;^ω^)
タニヨウジ Microphis retzii
国内希少ヨウジウオの1匹って感じです。
近年は、八重山で定着が確認されており、この川でも複数個体が採集されました。
腹部に赤い縞模様が出るので、識別が容易でありがたいです(^o^)
石垣島には今回含めて5回も行ってますが、毎回見たことがない生物が採集できるので、非常に楽しいです(^o^)
いつか、石垣島を知り尽くした生き物屋になってみたいですね~
次回は、石垣島のマングローブ・干潟での採集についてです。
是非、お楽しみに(@^^)/~~
生き物屋の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いしますm(__)m