採集日記　2021-9月号

こんにちは、Crazy Shrimp 管理人のebina です～

最近は「寒波到来！」って感じで、マジで寒いですね...
冷え性のebina は、手先が冷えて、タイピングに一苦労ですorz

さて、本日はタイトル通り、月刊☆採集日記の9月号です！

先月は、死滅回遊シーズン序盤にも関わらず、オニヌマエビの北限を約100,000 cm更新するという偉業を成し遂げました！
（↑ 全く偉業でも何でもありません）

▼先月号はこちら▼

これをきっかけに、ebina のエビ採集意欲に火がついてしまい、
テスト期間であるのにも関わらず、採集地の開拓に奔走していました🔥

ということで、今回はその結果を中心に報告させていただきます～

まずは、ちょこっと採集してきた温〇水河川での採集！

コツノテナガエビ　Macrobrachium latimanus

出ました！死滅回遊テナガエビ最難関
昨年採集したときは、川で小躍りするくらい嬉しかったのに、
もう、既出地では雑に撮影するようになってしまった。

続いて、テスト勉強からの逃h…ではなく、新採集地開拓の結果です～

アブラハヤ　Phoxinus agowskii steindachneri

先月採集した個体との比較用に撮影。
二次性徴した天狗みたいな個体よりも、シンプルな方が好き。
...地味だけどね。

ミゾレヌマエビ(白色変異)　Caridina leucosticta

たびたび見かける、ミゾレの変異個体シリーズ
このような白色変異は、ショキタテナガエビやイシガキヌマエビなど、陸封種で出やすいイメージ。
それはさておき、個体数が多いヌマエビ類は、珍しい色や変異個体を探してみると意外と面白いかも(^o^)

トゲナシヌマエビ　C.typus

南に行けば腐るほどいる、THE普通種。
でも、関東では意外と見られる川が少なく、今回の開拓では1河川でしか採集できなかったorz
トゲナシがいる川は、両側回遊種的に非常に良い環境であるとつくづく感じる。

ヤマトヌマエビ　C.multidentata

普段の調査では、河川中・下流域でしか採集をしないので、滅多に見られないヤマトの成体。
しかし、今回のポイントは河口からすぐの場所でも見られて、びっくりΣ(ﾟДﾟ)
新たな発見があるのは、開拓の醍醐味かもしれない(≧▽≦)

ザラテテナガエビ　M.australe

先月は、雑魚キャラ扱いしていたけど、開拓で死滅回遊種を出すのは非常に難しく、1個体しか採集できなかった。
今開拓の一番の大物だったからなのか、この個体はキラキラ輝いて見えた( ；∀；)

コンジンテナガエビ　M.lar

昨年、強い人と採集していたせいもあり、コンジン＝普通種と勘違いしていたが、
既出地以外ではほとんど見れず、腐っても死滅回遊種だったわ。
ちなみに、9月の開拓では2個体しか見れなかった...(´Д` )

ヒメヌマエビ　C.serratirostiris

いっぱい取れた～、みんなのアイドルヒメちゃん！！
すーぱーぷりちー♡
今開拓は不毛な採集ばかりだったけど、
ヒメヌマ空白地帯で多産地を発見できたことに大満足！！

最後は、河川上流域での採集結果です！

ヒガシシマドジョウ　Cobitis sp. BIWAE type C

エビ採集のガサガサでたまに見かける可愛いやつ、ぷりちー♡
エビよりも断然撮影しやすいので、この子を撮影してると上手くなった気になれる。

モクズガニ　Eriocheir japonica

普段の採集で見かける個体よりも随分と大きく、南西諸島を彷彿させる個体だった！
あの高級食材”上海蟹”の近縁種だから、食べたら間違いなく旨いだろうけど、まだ一度も食べたことがない。

ゲンゴロウ類　

水生昆虫に詳しい方に教えてもらったのに、名前を忘れてしまいましたorz
特別珍しい種じゃないけど、止水域で見られるゲンゴロウ類が流れのある川で採集できたことに驚いたΣ(ﾟДﾟ)

ニホンイシガメ？　

河原を歩いてたら、この状態で出現したのでびっくりΣ(ﾟДﾟ)
普段見るクサガメやアカミミガメとは明らかに違ったので、絶対イシガメだと思って友人氏に聞いたところ、
ウンキュウというイシガメとクサガメの交雑種がいるらしく、なんとも言えないそう。
真相はさておき、色んな生き物の世界で外来種問題が蔓延っている現実を痛感した...

ルリヨシノボリ　Rhinogobius sp. CO