最新版 関東の淡水エビ図鑑 全19種

こんにちは、Crazy Shrimp管理人の ebinaです🦐

今回は、「川でエビ採集したけど、種類がわからない!!」
と困ってる全国(特に関東)の皆様のお役に立てれば、ということで
ebina の独断で、採集しやすい順にまとめてみました(^o^)

▼見分け方はこちらの記事で▼

 

類似種の項を作成しました。
類似種をクリックすると記事内移動
写真上の種名をクリックするとエビ図鑑に移動するようにしました。

(2021年6月19日更新)

 

目次

 

 

1. 採集難易度 ★☆☆☆(普通種)

ここに挙げた6種は川や用水路のガサガサで簡単に採集できます。
個人的に採りやすい順に並べてみました(^o^)

 

 

 

カワリヌマエビ属の1種 Neocaridina sp.

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  • 属:カワリヌマエビ属
  • 大きさ:最大で3cmくらい
  • 生息地:河川中・下流域、用水路、池など
  • 色:透明, 黒, 褐色, 青, 赤, 緑, 黄色など
  • 特徴:大きな卵を持つ
  • 類似種:ヒメヌマエビ

コメント
関東で唯一のカワリヌマエビ属
図鑑によっては、シナヌマエビ Neocaridina davidi 表記。
中国などから釣り餌用、水槽用として輸入された外来種
おそらく、観賞魚店で売ってるミナミヌマエビに混ざっている
在来のヌマエビとの競合が問題となっている。

 

 

ミゾレヌマエビ Caridina leucosticta
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  • 属:ヒメヌマエビ属
  • 大きさ:最大で3.5cmくらい
  • 生息地:河川中・下流域の緩流部など
  • 色:透明, 赤, 青, 黒, 茶など
  • 特徴:腰が曲がっている 額角が長い
  • 類似種:ヌマエビ, ヌカエビ, ツノナガヌマエビ

コメント
腰が角ばっているヌマエビで、採集しやすい。
大型メスは体色があるが、小型オスは透明なことが多い。
死滅回遊種のツノナガヌマエビとの区別は顕微鏡が必要となる。

 

 


テナガエビ Macrobrachium nipponense

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  • 属:テナガエビ
  • 大きさ:はさみを含めず、最大で9cm程度
  • 生息地:河川下流、湖など
  • 色:写真のような色が多い
  • 特徴:頭胸甲側面に歪な3本線 額角が長い
  • 類似種:ミナミテナガエビ

コメント
和名がテナガエビなので、紛らわしい。
夏の夜にテトラポッドなどを照らすと観察できる。
唐揚げにして食べると美味しい。

 

 

ミナミテナガエビ Macrobrachium formosense

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コメント
テナガエビと似ているテナガエビ( ´∀` )
種小名は「台湾の」という意味。
たま~に特徴のm模様が見づらいので注意!!

 

 

ヌマエビ Paratya compressa

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  • 属:ヌマエビ属
  • 大きさ:最大で4㎝くらい
  • 生息地:河川下~上流域、稀に用水路
  • 色:地色が透明で赤、暗色など
  • 特徴:額角が長い 腰が曲がっている 斑模様
  • 類似種:ヌカエビ, ミゾレヌマエビ

コメント
和名がヌマエビと非常に紛らわしい。
写真上がメス、下がオス。
つまり、オスは透明であることが多い。
かき揚げにすると美味しいが、額角が刺さるので痛い。

 

 

スジエビ Palaemon paucidens

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  • 属:スジエビ
  • 大きさ:最大で6㎝を超える
  • 生息地:河川中・下流域の緩流部、湖など
  • 色:透明や薄い黄色
  • 特徴:頭胸甲側面に\ /模様 腹節に横筋模様
  • 類似種:チュウゴクスジエビ

コメント
”手が大きくならないテナガエビという感じ。
A~C 3つのタイプがおり、そのうちAとBは関東にいる
上写真がBで、下写真がAである。
要するに、Aの方がスジ模様が不明瞭

 

 

2. 採集難易度 ★★☆☆(少しレアな種)

ここに挙げた4種は、少し探さないと採れないかもしれません。
ただ、場所によっては大量にいるというケースもあります。

 

 

 ヒラテテナガエビ Macrobrachium japonicum

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  • 属:テナガエビ
  • 大きさ:はさみを含めず、最大で9cmくらい
  • 生息地:河川中・上流域の早瀬・淵など
  • 色:茶色など
  • 特徴:手が平たい 第3腹節背面に黒い横帯 頭胸甲側面に縦縞
  • 類似種:関東では特にいない

コメント
基本、はさみ脚は左右非対称。
台湾では"大和沼蝦"と呼ばれている。
食べる際には、泥抜きをした方が良い。
逆に泥抜きせずに川底の味を楽しむのも... 

 

ヌカエビ Paratya improvisa

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  • 属:ヌマエビ属
  • 大きさ:最大で3.5cmくらい
  • 生息地:河川中・上流域の緩流部など
  • 色:透明感のない地味な体色
  • 特徴:頭胸甲上に鋸歯を持たない 卵が大きい
  • 類似種:ヌマエビ, ミゾレヌマエビ

コメント
ヌマエビと近縁な日本固有種のヌマエビ
東・北日本を中心に生息している。
カワリヌマエビ属の1種による影響が深刻。

 

 

チュウゴクスジエビ Palaemon sinensis

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  • 属:スジエビ
  • 大きさ:最大で4cmくらい
  • 生息地:河川下流域、公園の池など
  • 色:地色は濁った透明、縞模様は黒や茶褐色
  • 特徴:大きな卵を持つ 横縞模様
  • 類似種:スジエビ(特にAタイプ)

コメント
和名の通り、中国のほう移入された外来種
頭胸甲側面の模様などでスジエビと見分けることができる。
釣り餌「シラサエビ」という名で売られていることがある。

 

 

トゲナシヌマエビ Caridina typus

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  • 属:ヒメヌマエビ属
  • 大きさ:最大で3.5cm程度
  • 生息地:河川全域、用水路など
  • 色:透明, 褐色, 黒, 青, 緑など
  • 特徴:額角上縁にトゲ(鋸歯)がない 腰が角ばらない
  • 類似種:リュウグウヒメエビ

コメント
遡上力が強く、掬っても網の上を歩くことがある。
色々なところに生息しているが、関東だと比較的珍しい。
一方で、南西諸島では夥しい数がいる。
関東では12月下旬以降に激減する
狙うなら夏~秋です。

 

3. 採集難易度 ★★★☆(かなりレアな種)

ここに載ってる2種は、なかなか採れないレアな種です。
しかも、両種とも関東で採れる中ではトップクラスの美しさ!!
これらが採れたら、自慢してもいいと思います() コメント欄にどうぞ~

 

 

ヤマトヌマエビ Caridina multidentata

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  • 属:ヒメヌマエビ属
  • 大きさ:最大で5.5cmくらい
  • 生息地:河川最上流域、沢など
  • 色:地色は透明や黄色、赤、青など
  • 特徴:体側に4本のドット線が見られる 尻尾に青い模様
  • 類似種:リュウグウヒメエビ(幼体)

コメント
観賞魚店でも売られており、非常に美しいが、幼体は模様が薄い場合がある。
種小名は、たくさんの鋸歯という意味。
かなり大型のヌマエビで、迫力がある。
過剰な採集は絶滅の元です。やめましょう。

 

 

ヒメヌマエビ Caridina serratirostris

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  • 属:ヒメヌマエビ属
  • 大きさ:最大で2.5cmほど
  • 生息地:河川中・下流
  • 色:褐色, 赤, 黒, 青など
  • 特徴:頭胸甲上に鋸歯が多い 独特な模様
  • 類似種:カワリヌマエビ属の1種

コメント
関東だと、かな~り珍しい印象。
模様は2パターンあり、
1枚目のような横縞タイプ
2枚目のような縦縞タイプがある。
非常に美しいヌマエビだが、色は変わりやすい
トゲナシヌマエビ同様、冬になると姿を消すので採集するなら夏~秋が狙い目。

 

 

4. 採集難易度 ★★★★(死滅回遊種)

この7種は南の方から関東圏にやってくる、いわゆる死滅回遊種です。
ほとんどの場合、8月下旬~12月上旬でしか見れないです。
ただ、時期とポイントを押さえればきっと採集できる!!
(注) 関東で採れる個体は、写真よりもはるかに小さい

 

 

コンジンテナガエビ Macrobrachium lar

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  • 属:テナガエビ
  • 大きさ:はさみをあわせると30㎝を軽く超える。
  • 生息地:河川全域など
  • 色:写真のような色が多い
  • 特徴:額角上縁歯数が少ない デカい
  • 類似種:コツノテナガエビ(幼体)

コメント
死滅回遊エビの中では記録数が多い
むしろ、ヒメヌマエビよりも採集しやすい場合も。
在来の淡水エビの中で最も大きくなるエビ。
一度、天ぷらにして食べたいなぁ。

 

 

ザラテテナガエビ Macrobrachium australe

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  • 属:テナガエビ
  • 大きさ:はさみを含めずに最大8.5cm程度
  • 生息地:河川中・下流域の緩流部
  • 色:写真のような色が多い
  • 特徴:額角が細長く、上方に湾曲 はさみが左右非対称 頭胸甲側面に3本の斜横線
  • 類似種:ミナミテナガエビ, スジエビモドキ

コメント
片手が異常に長くなるテナガエビである。
コンジンテナガエビよりも個体数が少なく、珍しい
南のほうに、こいつのそっくりさんがいるらしい。
幼体の識別は、コンジンテナガエビよりも容易だが、汽水性のスジエビモドキと似ているため、誤同定に注意。

 

 

リュウグウヒメエビ Caridina laoagensis

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  • 属:ヒメヌマエビ属
  • 大きさ:最大で3.5cmくらい
  • 生息地:河川中流域の急流域
  • 色:透明, 褐色, 黒, 赤褐色, 緑褐色など
  • 特徴:頭胸甲側面に「~」模様
  • 類似種:トゲナシヌマエビ

コメント
普通にガサガサして、採集できるエビではない。
トゲナシヌマエビとかなり似ているが、額角上縁歯を持つ。
種小名は、フィリピンのラオグという地名から。
経験上、南西諸島でも比較的珍しい。

 

オニヌマエビ Atyopsis spinipes

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  • 属:オニヌマエビ属
  • 大きさ:最大で7㎝を超える
  • 生息地:河川中・上流域の早瀬など
  • 色:茶色, 黄色, 灰色, 緑褐色など
  • 特徴:色々ある。CSPLを参照。
  • 類似種:特になし

コメント
リュウグウヒメエビ以上に採集が難しいレア種
日本最大のヌマエビ類だが、関東では幼体のみ
採集できれば、同定には困らない。
観賞魚店で売られているアジアロックシュリンプは近縁種。

 

 

コツノテナガエビ Macrobrachium latimanus

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  • 属:テナガエビ
  • 大きさ:最大で10cm超えない程度
  • 生息地:河川最上流域*
  • 色:透明, 褐色, 濃褐色など
  • 特徴:第2胸脚腕節が短い 額角上縁歯が少ないことが多い
  • 類似種:コンジンテナガエビ(幼体)

コメント
近年、関東圏に回遊してきていることが判明したエビ。
レア度に関しては、言うまでもない。
幼体は、腹節に横縞模様が出るのが特徴。
成体では縞模様が不明瞭になるが、はさみ脚が特徴的な形状となり、非常に格好いい。
*関東では、遡上途中の幼体しか記録されていない。
そのため、河川中流域の緩流部を狙うのがおすすめ。

 

イッテンコテナガエビ Palaemon conncinnus

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  • 属:スジエビ
  • 大きさ:最大で4.5cmくらい
  • 生息地:河川下流域、汽水域など
  • 色:透明
  • 特徴:第6腹節あたりに黒点が1つ 額角が長い
  • 類似種:特になし

コメント
ebina も関東では採集したことがなく、極めて珍しい
そもそも南西諸島でもあまり採集したことがない。
和名にテナガエビとつくが、スジエビの類である。

 

 

ツノナガヌマエビ Caridina grandirostris

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  • 属:ヒメヌマエビ属
  • 大きさ:最大で3.5cmくらい
  • 生息地:河川中・下流域の流れのゆるい場所
  • 色:透明, 褐色, 赤など
  • 特徴:ミゾレヌマエビとそっくり
  • 類似種:ミゾレヌマエビ

コメント
関東では、かなり前に千葉県で記録されて以来、記録なし。
ミゾレヌマエビと酷似しており、網に入っても気づかないのが現状。
額角がミゾレヌマエビより長いのが特徴だが、額角が短い個体も多い。
結局のところ、肛門前棘を確認しないと同定できない。

 

 


これらの種に加えて、ユビナガスジエビシラタエビのような汽水性のエビがいますが、今回は載せていません。

ちなみに論文等は発表されていませんが、今回紹介していないような珍しいエビがまだまだ採集されています。興味を持った人はぜひぜひ淡水エビ採集に挑戦してみてください!!

今回の記事では、関東で記録されているエビたちを簡単にまとめてみました。
詳しい同定方法は下の記事でまとめましたので、そちらも是非活用してください!

初心者ながらこれからも記事を作成していくので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

▼同定方法の記事はこちら▼

 

▼今までの記事一覧はこちら▼

 

参考文献一覧

・川井唯史・中田和義, 2011.  エビ・カニ・ザリガニ 淡水甲殻類保全と生物学, 生物研究社, 東京.
・豊田幸詞, 2019. 日本産 淡水性・汽水性 エビ・カニ図鑑, 緑書房, 東京.
・丸山智朗, 2018. 相模湾および周辺海域流入河川において 2016 年 8 月以降に採集された熱帯性コエビ類 5 種の記録. 神奈川県自然誌資料 (39): 31-38.
・西田一也, 2018. 相模川城山ダム下流域における在来生物ヌカエビParatya improvisa外来生物カワリヌマエビ属エビ類Neocaridina spp.の流程分布. 神奈川自然史資料(37): 21-24.
・張 成年, 柳本 卓, 丸山智朗, 池田 実, 松谷 紀明, 大貫貴清, 今井 正, 2018. スジエビ Palaemon paucidens の遺伝的分化. 日本生物地理学会 73: 1-16.
・Magalie CASTELIN, Valentin de MAZANCOURT, Gérard MARQUET, Gabrielle ZIMMERMAN & Philippe KEITH, 2017. Genetic and morphological evidence for cryptic species in Macrobrachium australe and resurrection of M. ustulatum (Crustacea, Palaemonidae). European Journal of Taxonomy 289; 1-27.

ヒラテテナガエビ Macrobrachium japonicum

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ヒラテテナガエビ Macrobrachium japonicum
十脚目>抱卵亜目>コエビ下目>テナガエビ科>テナガエビ

南西諸島から石川県、福島県まで広く分布しているテナガエビ類。
沖縄島~関東地方では個体数が多いが、八重山諸島や北限付近では個体数が少ない。

体長は92㎜に達するとされ、テナガエビ属の中でも標準的なサイズ。

温帯域で普通にみられる3種(本種、ミナミテナガエビテナガエビ)のなかでは、比較的上流域を好む種であり、河川中流域~上流域で採集されることが多い
ただし感潮域でも、流れの速い環境であれば普通に見ることができる。

上述したように流速のある環境で採集されることが多いが、周辺の淵や落ち葉が溜まっているような環境で採集されることも少なくない。

個人的な経験上、早瀬で採集されることが多い本種であるが、同様に早瀬を好むネッタイテナガエビと同時に採集されることが少なく、同じ瀬の中でも、ある程度の棲み分けをしていると考えられる。
個人的には、ネッタイテナガエビの方がより流れが速い環境で採集されることが多い印象である。

 

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額角歯式は 4-5+5-7/2-4 で、額角は第1触角柄部先端に到達する。
特に、頭胸甲上の鋸歯数が多いため、温帯域の他種との区別は容易である。

 

生時の色彩に関して、基本的に地色は茶褐色であり、第3腹節背面に黒い横帯が見られるのが特徴である。
また、頭胸甲側面には暗色の縦縞が複数本見られ、成体では網目模様になる。
ただし、一部の水域(特に沖縄島)では、縦縞や腹節背面の帯が白色になることが多く、かなり雰囲気が違って見える。

このような色彩的特徴は、同様な環境を好むネッタイテナガエビと類似しており、慣れないと識別するのが難しい。

 

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関東で採集された雄の個体

写真のように、第2胸脚は左右非対称であることが多い。
上で頭胸甲側面などの色彩的特徴を述べたが、成体になると薄くなる印象がある。

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関東で採集された雄の個体

上の個体同様に、頭胸甲側面の線は不明瞭である。
第3腹節背面の横帯は黒色よりも白色が目立っている。

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沖縄島で採集された雄の個体

頭胸甲側面に金色の縦縞が見られる。
このような色彩は沖縄島でよく見ることができる。

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沖縄島で採集された個体

この個体は体色がかなり薄く、頭胸甲側面の縦縞が不明瞭である。
しかし第3腹節背面の横帯は明瞭であるため、同定は難しくない。
余談だが、本種の横帯は腹節下部まで到達しないので、帯の長さでネッタイテナガエビとの区別できる場合がある。

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沖縄島で採集された抱卵個体 (同一個体)

上の方は体色が薄く、頭胸甲側面の縦縞も白色である。
さらに腹節下部に白色の模様が入るほか、腹節背面の帯も白が目立っており、慣れないと本種と判断するのが難しい。
しかし、10分程度放置したら、下のように普段見るような体色に戻った。
このような変な色彩の場合は、放置すると同定しやすくなる場合もある。

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関東で採集された雄の個体

上の固体らと比べてかなり若い個体で、第3腹節後方の黒い横線が明瞭である
また、頭胸甲側面には網目模様が見られる。

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東海地方で採集された個体

頭胸甲側面の縦縞が網目模様のようになっている。
この大きさでは、色が薄くなるとネッタイテナガエビと区別しづらい場合があるので、南西諸島で採集された個体を同定する場合には注意したい。

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関東地方で採集された未成体

生後1年未満の小さな個体。頭胸甲側面の縦縞が明瞭である。
これより小さい個体でも、色彩がはっきりしていれば同定可能である。

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八重山列島産の雌の個体

比較的大型の雌だが、頭胸甲側面の模様は鮮明。
沖縄の個体と本州の個体では、幼生期の大きさといった点で異なるらしい。

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関東で観察されたペア

交尾前ガードと呼ばれている雄による雌の抱え込み。雌は脱皮直後でないと精胞を受け取れないので、雌を抱え込んでガードするらしい。

 

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参考文献
・豊田幸詞, 2019. 日本産 淡水性・汽水性 エビ・カニ図鑑, 緑書房, 東京.
・諸喜田茂充, 2019. 淡水産エビ類の生活史-エビの川のぼり- Life History of Freshwater Shrimps. 諸喜田茂充出版記念会, 東京.
・丸山智朗, 乾直人, 池澤広美, 2018. 温泉水の流入する釜戸下流域(福島県いわき市)における十脚甲殻類の記録. 茨城県自然博物館研究報告(21): 135-142.
・丸山智朗, 2017. 越前・能登佐渡の河川で採集されたコエビ類. Cancer 26: 35-42.

 

採集日記 2020-7,8月号

 こんにちはー、Crazy Shrimp 管理人のebinaです🦐

今年の梅雨は長くて、7月はほとんど雨でしたね(*_*)
その結果、7月に採集行けたのは1日のみ、しかもエサ用エビ採集。。
これじゃ到底記事は書けねーだ( ;∀;)
ってことで今回は、7~8月複合号にすることにしました(^O^)

追記:8月も色々と(大学の課題)忙しく採集に行けなかったので全体的に控えめな記事となってしまいました。申し訳ありませぬ。
▼先月号はこちら▼

今夏は、諸事情により普段使ってるデジカメが無かったので
8月中旬までは、スマホ(iPhone6s)のゴミ写真が連発します。。
その点のご理解をお願いします。(頑張ったから許してちょ

まず、ほとんど採集に行けてない7月号分です(笑)

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ナマズ Silurus asotus

ebina がずっと探し求めていた魚です(≧▽≦)
網に入ったときはウシガエルおたまだと思いました(笑)
まさか、いつも通ってる用水路で採れるとは思わなかった!!
という感じでいつもの用水路のポテンシャルの高さに感動した7月でしたー

ここからは、真夏の8月号になりますよ!!

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アユカケ  Cottus kazika

5月の時よりもだいぶ大きくなってました!なんていうか、1時間あたり1匹採集できるちょうどいいレア度が良いんだよね(笑) 

下の方にデジカメで撮ったアユカケも貼ってますので比較してみてください。

 

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ミゾレヌマエビ Caridina leucosticta

何故か白い卵を抱いていたのでびっくり。
初見ですが、発眼ではなさそうです…パッと見カビがついてるのかと思いました(°▽°)

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こっちが普段見る抱卵ミゾレヌマエビ。
色はあてにならないけど、まさかの色彩変異だったりしないかなー(笑)

 

ここからデジカメ撮影になります!
ついでにiPhoneは水没してお亡くなりになりました。(マジです)

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オオヨシノボリ Rhinogobius fluviatilis

ホームリバーで初採集です!!
激流に抗って採集を続けた結果の1匹(*^o^*)
普段シマヨシノボリしか見られないので尊い( ;∀;)

 

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カワヨシノボリ R.flumineus

初採集のヨシノボリでありんす!
帰り際の岸辺でたまたま採れましたね(笑)

当初、ebina は生息地からトウヨシノボリと思っていましたが、Twitterで質問をしたところ有識者の方々がカワヨシっぽいと同定してくださいました。
要するに、文献に載ってない場所で採集できちゃった個体、、、

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ゴクラクハゼ R.similis

採集日記の常連。水中撮影の練習にもってこいです(笑)

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ヒガシシマドジョウ Cobitis sp. BIWAE type C

上と同様、光を当ててもあんまり逃げないので撮影の練習になります(^o^)

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イカワ Opsariichthys platypus

普通種ですが、水中にいると光る魚体が美しい。

ご察しの方もいるかもしれませんが、デジカメを手にした喜びから
水中写真がかなり連続します、お許しを。

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ヒラテテナガエビ Macrobrachium japonicum

ご立派な個体でありんす。食ったら絶対うまいだろうなー
こんど、エビ食べました企画でもやってみようかしら(*´▽`*)

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アユカケ(再び) Cottus kazika

予告通り、こちらがデジカメで撮影した個体ら。
死んだ奴(スマホ)を悪く言うのもあれですが、iPhone6sとは別格やな。

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テナガエビミナミテナガエビ M.formosense, M.nipponense

どっちがどっちだかわかりますか?
なんだかんだ、ebina も自信が持てないくらい難しいですね(笑)
答えは一番下に書いておきます。

 

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リュウグウヒメエビ(と思われる) Caridina laoagensis

 

 (12月に編集)ごめんなさい、誤同定でした
水槽で飼育した結果、ヤマトヌマエビという結果になりましたね。

 

てな感じで、まさかの熱帯性コエビ類が採集できるミラクルが起こった今回の採集日記の報告を終了したいと思いまーす!!

来月はもっと無効分散の熱帯性コエビ類が熱々な季節となるので、期待しててくださいな!!(採れるとは言ってない)
生き物屋の皆さんならびに、淡水エビ好きな世界中の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

▼これまでの記事一覧はこちら▼

 

 

テナガエビの問題の答えは

左(前者)がミナミテナガエビ、右(後者)がテナガエビでした。
要するに、学名の順が正解。和名順は不正解でした。

Crazy Shrimp's Photo Library

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淡水エビの写真庫(川エビ図鑑)
撮影した写真だけでなく、エビの基本情報や私個人が知りたいポイントなどを踏まえながらエビを紹介。
すべて実際に採集したエビで、ほとんどは生体写真(飼育個体を含む)ですので、エビ図鑑の標本写真等では見られない雰囲気を堪能してください。

本ブログ内で用いている写真の無断転載・使用は禁止します。

このブログは一大学生の趣味によるもので、採集記録・身内への布教を目的として作成されています。そのため、本ブログ記載の内容には誤り等がある可能性があることをご理解の上ご利用ください。

また、本ブログの記載の内容による不測の事故および損失に関しては、筆者はその責を負いかねます。

 

▶Crazy Shrimp内の記事において、淡水エビの和名or学名をクリック(タップ)すればいつでもこれらの記事に飛べるようにしています!!(現在進行形)
「あれ、このエビどんな感じだった?」ってときに活用してください☆
(色文字になっていない種は記事が未完成なので、今しばらくお待ちください)

 

ヌマエビ科 Atydae

 ミナミオニヌマエビ属 Atyoida

  ・ミナミオニヌマエビ A.pilipes 

 オニヌマエビ属 Atyopsis

  ・オニヌマエビ A.spinipes 

 Australatya属 Australatya

  ・ヒメオニヌマエビ A.obscura

 ヒメヌマエビ属 Caridina

  ・ツノナガヌマエビ C.grandirostris
  ・リュウグウヒメエビ C.laoagensis
  ・ミゾレヌマエビ C.leucosticta
  ・オオバヌマエビ C.macrodentata
  ・ヤマトヌマエビ C.multidentata
  ・サキシマヌマエビ C.prashadi
  ・マングローブヌマエビ C.propinqua
  ・ヒメヌマエビ C.serratirostris
  ・トゲナシヌマエビ C.typus

 カワリヌマエビ属 Neocaridina

  ・カワリヌマエビ属の1種 N.sp.
  ・イリオモテヌマエビ N.iriomotensis
  ・
イシガキヌマエビ N.ishigakiensis

 ヌマエビ属 Paratya

  ・ヌマエビ P.compressa
  ・ヌカエビ P.improvisa

 チカヌマエビ属 Halocaridinides

  ・チカヌマエビ H.trigonophthalma 

 

テナガエビ科 Palaemonidae

 テナガエビ属 Macrobrachium

  ・ザラテテナガエビ M.australe
  ・スベスベテナガエビ M.equidens
  ・ミナミテナガエビ M.formosense
  ・ツブテナガエビ M.gracilirostre
  ・オオテナガエビ M.grandimanus
  ・ヒラテテナガエビ M.japonicum
  ・コンジンテナガエビ M.lar
  ・ヒラアシテナガエビ M.latidactylus
  ・コツノテナガエビ M.latimanus
  ・カスリテナガエビ Macrobrachium sp.
  ・マガタマテナガエビ M.lepidactyloides
  ・テナガエビ M.nipponense
  ・ネッタイテナガエビ M.placidulum
  ・ショキタテナガエビ M.shokitai
  ・チュラテナガエビ Macrobrachium sp.

 スジエビ属 Palaemon

  ・スジエビ P.paucidens
  ・チュウゴクスジエビ P.sinensis
  ・イッテンコテナガエビ P.concinnus
  ・スネナガエビ P.debilis

 

テッポウエビ科 Alpheidae

 ドウクツテッポウエビ属 Metabetaeus
  ・オハグロテッポウエビ M.minutus

 

 

 

INFORMATION

リュウグウヒメエビ、ネッタイテナガエビヒラテテナガエビをはじめとする複数の記事を更新しました。主に南西諸島の個体の写真の追加です。(2021/05/12)

▶ミナミオニヌマエビ、オオバヌマエビ、サキシマヌマエビ、ザラテテナガエビ、ツブテナガエビ、オオテナガエビ、カスリテナガエビ、ショキタテナガエビの8記事を掲載しました。未掲載の種に関しては、今しばらくお待ちください。(2021/04/22)

▶ヒメオニヌマエビを採集しました👏この調子で記録の少ないコエビ類を採集していきたいです(2021/04/22)

マングローブヌマエビ、イシガキヌマエビ、チカヌマエビ、オハグロテッポウエビの4種を新規採集しました👏 記事に関しては、今後作成する予定です。(2021/04/03)

▶上記にない種および属は、まだ採集したことのないのためリストアップしていません。日々、採集・撮影に努めていきますので、今後の更新に乞うご期待!

春の沖縄遠征(2020-3月)淡水4 初記録種!!

こんにちは、ebinaです🦐

長かった沖縄遠征も最終回となりました。
正直、1か月近くも採集し続けましたので、体力がもう限界です(笑)
ただ、帰るとなるとちょっと寂しいですね。。
沖縄遠征ラストの記事ですので、出し惜しみせず写真はっていきます!
▼前回の記事はこちら▼ 

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とある河川上流域。ebinaは採集していませんが、そそられますね。 

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サキシマヌマエビ Caridina prashadi

小っちゃくて、コロコロっとしてるヌマエビ。ぷりちー♡♡
とにかくレア度が段違いに高い気がします(;゚Д゚)
2枚目は、持ち帰ってから家で撮影しましたー 

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イリオモテヌマエビ Neocaridina iriomotensis

名前の通り、西表固有種のカワリヌマエビ属のエビです。
関東にいる Neocaridina と違い、かなり弱々しい印象です。 

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ミナミオニヌマエビの集団 Atyoida pillipes

人工物の壁にびっしりと張りついています Σ(゚Д゚)
言葉では言い表せない、神秘的な何かを感じました。。 

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ネッタイテナガエビ Macrobrachium placidulum

本島では、かなりのレアキャラでしたが
離島では、どの河川にも生息している普通種。離島半端ねーっす。

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ショキタテナガエビ Macobrachium shokitai

西表固有種で日本で唯一の大卵少産型のテナガエビ
大型の雄は、黒っぽくなります。くーるですねー!!
自然での小型個体は、コンジンのように見えます。
下の写真 ↓

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ショキタテナガエビの小型個体

 

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コンジンテナガエビ Macrobrachium lar

ずっと写真を撮っていませんでしたが、これが最強の普通種です(笑)
本島から離島の、下流から上流まで、どこにでもいます。
撮影する気が起きないほど、たくさんいます。(撮り忘れました)
この固体は、額角歯式が異常だったので、たまたまスマホで撮影。


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マガタマテナガエビ Macrobrachium lepidactyloides

2018年に和名が提唱されたばかりのテナガエビ(1)
実は、今まで沖縄島でしか発見されていなかったので(1)(2)
ebinaの採集した個体が、離島での初記録となるかもしれません。
(まだ、報告をしていないので)

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キバラヨシノボリ Rhinogobius sp. YB

陸封型のヨシノボリで、絶滅危惧種1B類に指定されている(3)

 

これにて、春の沖縄遠征報告を終了とします。
最後まで見てくださった方、本当にありがとうございました。
これからも採集記録を作成していきますので
生き物屋の皆さん、なにより淡水エビ好きの皆さん、
今後ともどうぞよろしくお願いします。

▼これまでの記事一覧はこちら▼

参考文献

1.佐伯智史・前田健・成瀬貫, 2018. 琉球列島産ネッタイテナガエビ種群3種 (甲殻亜門: 十脚目: コエビ下目: テナガエビ科)の分類と形態. Fauna Ryukyuana 44: 33–53.

2.佐伯智史, 2017. マガタマテナガエビ. 沖縄県環境部自然保護課(編), 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物 第3版(動物編) —レッドデータおきなわ—. Pp. 313, 沖縄県環 境部自然保護課, 那覇市.

3.細谷和海, 2015. 三渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚. 東京, 山と渓谷社.

春の沖縄遠征(2020-3月)淡水3 チュラテナガエビ発見!!

こんにちは、Crazy Shrimp管理人の ebinaです🦐

今回は、沖縄遠征の離島での淡水エビ採集報告をします。
1種当たりの写真の枚数が多めですので、前半と後半に分けて紹介していきます!
▼前回の記事はこちら▼

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ミナミオニヌマエビ Atyoida pillipes

最上流域に生息する種。こんな見た目でもヌマエビです!!
つぶれたようなダサい顔をしていますが
これは、激流の中で生息するために特化したものです( ゚Д゚)/
下の写真 ↓

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このように岩に張り付いて、流れてくる餌を食べているということですね。

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オオバヌマエビ Caridina macrodentata

最近、和名がつけられたヌマエビ。和名(オオバ=大歯)のとおり鋸歯が大きい。
トゲナシヌマエビと混じって採集できましたが、数は多くはないです。 

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ツブテナガエビ Macrobrachium gracilirostre

前回の記事でも載せましたが、立派だったのでもう1回登場()
本島だと激レアですが、離島だと割と普通にいます(多いとは言ってない)。 

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チュラテナガエビ Macrobrachium sp.

まさか採集できるとは思わなかった、幻のテナガエビ \(≧▽≦)/ 
2枚目は、リリース後のやらせ写真ですが白く輝く掌部がなんとも美しい!!
個人的な意見ですが、海外で記録されているM.horstiiと瓜二つな気がします。

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コツノテナガエビ Macrobrachium latimanus

最上流に生息するテナガエビで、遡上力が半端じゃないっす()
名前の通り、額角も短ければ、第2胸脚腕節も極端に短い。(テナガエビとは?

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コツノとチュラを並べた結果。比べてみると、一目瞭然です。 

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クロヨシノボリ Rhinogobius brunneus

全然わからないヨシノボリ類、先輩に同定していただきました。 

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ヤシガニ Birgus Latro 

雨の日のナイトドライブで、発見!! 道路を歩いていました。
実は、撮影後 1km程度先にロードキルされた個体が...(;゚Д゚)
速度には気を付けて運転しましょうね!!

 

とりあえず、前半はここまでとします、次回もぜひお楽しみに!

▼次の記事はこちら▼

▼これまでの記事一覧です▼

春の沖縄遠征(2020-3月)淡水2

こんにちは、ebinaです🦐

前回に引き続き、沖縄島の採集記録の報告をします。
普通種が多かった前回に比べ、レア種多めです。
▼前回の記事はこちら▼

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オニヌマエビ Atyopsis spinipes

ヌマエビとは思えない大きさ Σ(゚Д゚)、ひゅーじ!!
単3電池と比較するとわかりやすいと思います(笑)

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リュウグウヒメエビ Caridina laoagensis

深夜の沢を1人で2時間くらい採集し続けた末の1匹!!
今回の遠征でこの1個体しか見てないので、割とレアな種だと思います。
ただ、トゲナシに鋸歯を付けただけ感が否めない、地味なエビ。 

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オオテナガエビ Macrobrachium grandimanus

大鉗脚のかっこよさ No.1といっても過言ではないテナガエビ!!
自然では体色もいい感じですが、実は普通種。 

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ネッタイテナガエビ Macrobrachium placidulum

名前はシンプルですが、色彩がとても美しいテナガエビ
本島での個体数はかなり少なく、3匹しか確認できず。

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ツブテナガエビ Macrobrachium gracilirostre

日本の淡水エビ界の頂点に君臨する美しさのテナガエビ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
まさか本島で採集できると思ってなかったので、発狂しました(山奥で)。 

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サカモトサワガニ? Geothelphusa sakamotoanus

正直、全然判別できませんが沖縄固有のサワガニ類です。
なぜ正面から撮影したのか??当時のebinaに聞いてみたい(怒) 

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ツメナガヨコバサミ Clibanarius longitarsus

汽水性のヤドカリですが、河川中流域で採集しました()

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シマヨシノボリ(琉球個体群) Rhinogobius nagoyae

宝石のように青く輝く卵を持つヨシノボリです。
日淡界でも一目置かれる美しさ、実物はもっとすごかった。 

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ボウズハゼ Sicyopterus japonicus

急流を好むテナガエビと同所的に生息するハゼ。どこにでもいます。

 

これにて、沖縄遠征の淡水エビ採集報告 沖縄島編を終了とします。
次回は、離島での採集記録を記事にする予定ですので、乞うご期待!!
今後ともどうぞよろしくお願いします。

▼次の記事はこちら▼

▼これまでの記事一覧です▼

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